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今から約700年位前に,小山戸町の鬼怒川の岸辺に小山戸天王という社がありました(現在356号線バイパス有料橋付近)。この小山戸天王で古い時代に神輿が担がれていたという伝えがあります。それに対抗して,しばらく後の時代になって森下町でも神輿を担ぐようになったということです。
八幡神社は,江戸時代の始め頃(延宝1677年)実城(みじょう)より現在の地に建てられました。そのころ森下町には,福聚院(ふくじゅいん 現在森下観音)という大きな真言宗の寺がありました。その寺の一画に八坂神社がありました。この八坂神社は古くは牛頭天王社と呼ばれており,森下を中心に神輿が担がれていたと思われます。
現在の本社神輿は,安政4年(1858年),町の大商人何人かが先駆けとなり資金を調達して購入しました。祇園祭は,もともと京都の八坂神社のスサノオ尊を祀ったお祭で,方位払いの四神圏など京風なものが取り入れられています。
獅子,四神圏,宝剣,太鼓は本社神輿を担ぐ順番に従い町ごとに務めます。本社神輿の輪番は元町・本町・栄町・宝町・諏訪町・橋本町・渕頭町の七町ですが,祇園祭に繰り出される神輿や山車は旧水海道町内会11町でとり行われているほか,同好会の神輿なども合わせ,近隣にはない盛大な祭りとなっています。
初日は本殿から神様を神輿に移す「宮出し」から渡御を行い,末日は当番町のお仮屋で祝詞をあげ神様に報告をします。町内会の持つ神輿と同好会の神輿等神輿10基と山車9台が祭りを盛り上げます。中でも,神様がお乗りになっている本社神輿には格別の権威があるといえるでしょう。本来,神輿渡御は日中の明るい時間に町の中をお払いして歩くものですが,現在のまつりで最も賑わうのは,夜の突き合わせの時間となっています。
開催時期 | 令和6年7月13日(土曜日)、14日(日曜日) |
場所 | 水海道中心市街地 |
主催者 | 水海道祇園祭実行委員会(町内会) |
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