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京都祇園会の流れを汲む伝統の祭りで,元禄4年(1691)江戸の宮師によって神輿が製作されました。その後,明治初期につくられた本石下の千貫神輿は,京の宮師の手による京神輿で,白丁白足袋装束の若者たちが担ぎ練り歩きます。
これと対照的に新石下の大神輿は揃いの青法被に白足袋装束の若者たちが担ぎ練り歩きます。祭り会場(目抜き通り)には二つの大神輿のほかに,各町内の子供神輿十数台も集合し,山車の祗園囃子やひょっとこ踊りにはやされ,会場せましと練り歩くさまは壮観で,古くからこの地方の夏の一大風物詩となっています。
舞台では笛・太鼓・鉦の奏でる祗園囃子,ひょっとこ踊りなども演じられ,祭りのフィナーレに近くなると,二つの山車が旧村境付近で向かい合い,囃子・踊りの競演を展開します。本石下の千貫神輿の白丁(ハクチョウ)装束は,白布の狩衣で高貴の方へ奉仕する支度から神輿装束として,神輿と共にはるばる京から伝わったものといわれています。全国的にも稀な装束といわれています。
開催時期 | 【開催決定】令和6年7月20日(土曜日)、21日(日曜日) |
場所 | 石下市街地 |
主催者 | 石下祇園まつり実行委員会(町内会) |
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